納豆誕生秘話

統一ブランド「豆乃香」 2015年4月1日発売開始

豆乃香とは?
茨城県工業技術センターにより、従来の納豆菌の培養を繰り返し、粘り成分が約25%減、かき混ぜた時の抵抗が65%以上減となる納豆菌が開発されました。
納豆製造メーカーが集まり、新たな納豆菌を使った茨城県の独自ブランド「豆乃香」を製造。
粘りが大幅に少なくなった分、さまざまな調理法が可能になりました。

『従来の納豆との比較』(茨城県工業技術センター発表)

①粘り成分
(主にガンマポリグルタミン酸という成分から構成されます。)
従来の納豆(宮城野菌で製造した納豆)に比べ、約1/4低下します。
(=粘り成分の量が約3/4になるということです。)
②粘度
(かき混ぜた時の最高抵抗値)
従来の納豆(宮城野菌で製造した納豆)に比べ、約2/3低下します。
(=抵抗値が約1/3になるということです。)
③ビタミンK
(納豆菌が作るのは主にビタミンK2です。)
従来の納豆と(宮城野菌で製造した納豆)同等量です。
ビタミンKの含量としては1,000~1,100μg/100g程度です。

弊社でも「菊水 鈴丸 豆乃香」、「菊水 豆乃香ドレッシング(赤/白)」の2商品を製造いたしました。
4月1日より販売いたしますので、是非ご賞味ください。

「納豆のおみせ 菊水食品」
http://shop.kikusuigold.com/

「豆の香-mamenoka-」
http://www.mamenoka.jp/jp/index.html

「鈴丸 豆乃香」

鈴丸	豆乃香

「豆乃香ドレッシング」

豆乃香ドレッシング

はこいり娘 新発売! 2015年1月10日発売

1月10日は、「糸引き納豆の日」という事を皆さんご存知でしたか? 納豆は納豆菌で作られ、ごく一般的に食卓にのぼっている糸引き納豆と、麹菌で作られる浜納豆(大徳寺納豆)があります。

従来の7月10日の「納豆の日」だけでは、この糸引き納豆の良さを全国の皆さんにより理解していただくには不十分ではないかということで、 「糸引き納豆の日」が制定されました。

この記念すべき日に、商品は我が子のようにと愛情をたっぷり注いで作ったのが、新作の「はこいり娘」です。心から愛した我が子を嫁に出す気持ちは、言葉では言い表せない気持ちです。大切に育てた思いを胸に、旅行く娘をそっと見守るような親の気持ち。その後の幸せを心から願う想い。そういった想いを、この納豆に表現しました。

「ひたち娘」「北国娘」「京娘」「ひきわり娘」の4種類がありますが、種類毎に最適な材料と製造方法で、すべてに全力の愛を注ぎました。

皆様にこの想いと味を最高の状態で提供致し、食べた方皆様が幸せな気持ちになってもらえるように願っています。

「はこいり娘」

はこいり娘

「スリムはこいり娘」

スリムはこいり娘

菊水ゴールド納豆

戦後すぐに創業した納豆屋の三代目・菊池啓司は、人と同じことをしていてはおもしろくないと考えるアイディアマンです。今から20年以上前のこと、「水戸の納豆といえば“わらつと納豆”」という常識に対抗して、啓司は誰も見たことのないような納豆、日立の名物になるような納豆をつくりたいという思いでいっぱいでした。

ある日夢の中で、なにかキラキラ光るものが納豆の上にふりかかり、なんとも綺麗でうっとりした気分になり、なんだろうと多少気になりつつも、すぐに忘れてしまいました。しばらくしてテレビで食べ物に金粉をかける映像を見て、あっこれだ!あの夢は納豆に金粉だったんだ!と閃きました。
それから、日頃の仕事のかたわら「金粉入り納豆」を商品化するための試行錯誤の日々が始まりました。どういうカタチにするか、どうやって金粉をふりかけるか、パッケージはどうするか。見た目だけきれいではしょうがない、「名物にうまいものなし」などと言われないよう、ものすごくうまい納豆にしたい。それにはどの大豆を使うか、製法をどうするか。そして納得のいく納豆に仕上げるのに3年を要しました。

平成元年、できあがった商品は「菊水ゴールド納豆」。早速、市内でただひとつの百貨店に置いてもらいました。まばゆいばかりの金塊型パッケージを見た人は、まず「これ何?」「チョコレート?」と言い、中に納豆が入っている、本物の金粉がふってあると知ると「へーっ」と驚き、「高そう」「中を見てみたい」「食べてみたい」という好奇に満ちた表情をする。このお客様の反応を見るたびに、啓司は今でも「誰も見たことのない納豆をつくった」という喜びにひたるのです。
いざ世に出た「菊水ゴールド納豆」は、めずらしい、おもしろい、おいしい、もらった人がすごく喜んでくれるということで、ギフトにもってこいの商品となりました。「贈って楽しい、もらって嬉しい」というキャッチフレーズは、開発当初から啓司の目標とするイメージで、まさに夢が実現したのです。テレビや雑誌などのマスコミにも何度も取り上げられ、今では知る人ぞ知る存在です。

改良に改良を重ねた結果「菊水ゴールド納豆」は、納豆のオリンピックとも言われる全国納豆鑑評会(第9回)で優秀賞という栄誉ある賞を受賞することができました。さらなる美味しい「菊水ゴールド納豆」を求めて、精進する日々は続いています。

「菊水ゴールド納豆」

菊水ゴールド納豆 秘密のケンミンショー

海洋ミネラル納豆

この商品は、納豆業界初の健康志向商品として開発した納豆です。「海洋ミネラル納豆」は試作研究期間1年を経て、平成16年から本格販売を開始しました。さらに改良を重ねて姉妹商品「海洋ミネラル納豆ミニ2」を開発、平成17年から本格的に販売を開始しました。 この納豆は、美味しく、安全、安心でさらに身体に優しい商品作りをコンセプトに考案、開発した商品です。通常の納豆との違いは、製造過程での海洋ミネラル成分の添加です。大洗沖の海底200mから採取した海水を精製して作られた海洋ミネラル「マリーナ・クリスタル・ミネラル(MCM)」を納豆菌に混ぜて、煮蒸した大豆に噴霧して作り上げたミネラル豊富な納豆です。このMCMの特徴は、人間の体液とほぼ同等のミネラル成分を持ち、さらに精製の段階で有害な金属成分を除去した点です。(医薬品として特許を取得している健康食品です。)

現代人は、ストレスや暴飲暴食、タバコなどでミネラルが不足し体調を崩す人が少なくありません。健康は食からという理念から、ミネラル豊富な納豆が作れないかと試作を重ねました。しかし当初は、このMCMには酢酸およびタンパク質を凝固させてしまうにがり成分が含まれており、納豆にならなかったのです。そこで、納豆菌とMCMの配合率を幾度となく繰り返し、さらに原料大豆の浸漬、煮蒸条件、醗酵温度を色々ためし、新たな製造方法(MCMと納豆菌適正配合率)を確立することができ、従来の納豆より旨み成分が3%~5%上昇し、ミネラル豊富かつ爽やかな風味で、美味しさと健康を両立させた納豆になりました。

「ごはんがすすむ納豆キムチ」
http://cookpad.com/recipe/3011638
おいしい納豆と第一物産のおいしいキムチが熱々ごはんにピッタリです!
本場のキムチだからこそ出るこの味を是非!

「株式会社 第一物産」
http://www.d1b.jp/

「海洋ミネラル納豆ミニ2」

海洋ミネラル納豆

「海洋ミネラル納豆」
(販売休止中)

海洋ミネラル納豆

黒豊・黒納豆

これは茨城県農業総合普及センターと5年がかりで菊水食品と開発した「茨城県産初・納豆用の小粒の黒大豆」を使用した納豆です。 そして3年前の全国納豆鑑評会(札幌大会)において、「黒豊」は、平成23年にゴールド納豆と同じ優秀賞「厚生労働省医薬食品局食品安全部長賞」をいただきました。黒豆は栄養価が高い上に甘味が強くて美味しいのですが、表皮が硬くて舌触りの点が納豆としては難点でした。そのあたりの試行錯誤を重ねて適度な軟らかさに作り上げ、今回、受賞という形で評価されて大変嬉しかったです。

「黒豊納豆」

黒豊納豆

「『黒』納豆」

『黒』納豆

ひたちのなっとう

平成24年11月にリニューアルオープン予定だった日立駅のために、日立市前市長の樫村千秋氏から日立の特産品になるような土産物をつくってほしいとの要請がありました。オープンまでの期間はわずか2ヶ月。てんてこまいになりながらも急ピッチで研究・開発を進め、11月のオープンには「ひたちのなっとう」を販売できるところまで漕ぎつけました。
11月の発売からも常に改良を重ね、発売から3ヶ月後の平成25年2月に「ひたちのなっとう(北海道産鈴丸大豆)」が、第18回全国納豆鑑評会(宇都宮大会)で見事優良賞である「納親会長賞」を受賞し、菊水食品で通算4度目の受賞をすることができました。
納豆王国茨城と言われる茨城県で、全国納豆鑑評会で4度の受賞をしているのは菊水食品だけです。

「ひたちのなっとう(北海道産鈴丸大豆)」

ひたちのなっとう(北海道産鈴丸大豆)

「ひたちのなっとう(茨城県産黒豆大豆)」

ひたちのなっとう(茨城県産黒豆大豆)

頑固一徹

この商品は、試作研究期間1年を経て、平成17年から本格販売を開始しました。これは日立市の環境都市宣言、名古屋市の市民グループ(ブログミーツカンパニー)からの依頼を受け、納豆作りを通して企業として環境問題に貢献したいという強い思いから生れました。

納豆を、日本古来からある包材=経木きょうぎ(紙状に薄く削った木)と、丈夫で衛生的な紙に包むことで、容器・包装紙ともに可燃ゴミとして処理できるようにしました。発泡スチロール・プラスティック・ビニールなどの原油生産品を使用しない商品、すなわち地球環境に優しいエコロジー納豆です。

この商品は、タレ・カラシを添付していないため、納豆本来の味をより一層追求しなくてはなりませんでした。そのため、旨み成分であるグルタミンを通常の納豆より多く醗酵の時に作り出すことを工夫し、さらに紙や経木での醗酵は水分を必要以上に蒸発させてしまうので、しっとりとした甘い納豆にするための新たな製造方法を確立しました。

「頑固一徹」

頑固一徹

「頑固一徹90g」

頑固一徹90g

万能納豆タレ

このタレは、日本橋の料亭「ゆかり」三代目野永喜三夫氏と共同開発したものです。
野永氏は、かつて料理の鉄人スペシャルでチャンピオンに輝いた一流の料理人。この野永氏の監修の元、 日本一の納豆「海洋ミネラル納豆」及び黒大豆の「黒豊」を贅沢に使ったタレが完成しました。

刺身によし、野菜にかけてドレッシングとしてもよし、フライ物にかけてもよし。また、ご飯に混ぜたり、麺に合えたりと、まさに万能に使える調味料です。
健康に良くて、おいしい万能納豆タレ。あなた独自のおいしい食べ方を見つけてみてください。

日本橋「ゆかり」
http://nihonbashi-yukari.com/

「万能納豆タレ」

万能納豆タレ